フランス人女性はトップレスが好きなんです。トップレスはビーチリゾートにいるフランス人にとっては比較的普通のことです。これはフランスに限らず欧州圏全体の傾向かも知れません。トップレスは欧州が本場です。サイト管理人が知っている範囲ではフランス、ドイツ、オーストリアあたりの女性は普通にトップレスになります。
欧州女性はトップレスになれる
トップレスになるといっても、街中(まちなか)でということではありません。さすがに欧州人女性でも街中(まちなか)ではなかなかトップレスにはなりません。暖かい海辺のビーチとか、そういう場所でトップレスになります。ちなみに、フランス語でトップレスのことを"Seins nus"と言います。ただしアジア圏のビーチリゾートにはまず存在しません。やはりアジア圏ではトップレスはご法度の地域が多いですから、さすがの欧州人でもそれを破ってまでトップレスにはなりません。欧州女性がトップレスになる場所は欧州文化圏のビーチリゾートです。
しかしいくらフランス人、欧州人といえどもトップレスをよく思わない人もいます。なので皆が皆トップレスになるわけではありません。そして世代によっても違ってきます。だいたいトップレスになる人は20代~30代くらいの人です。あ、もちろんちっちゃい子供が上半身裸でもそれはトップレスとはみなしていません。サイト管理人が実際に見た感じでは30歳くらいを挟んだ世代に多い様に思います。ある意味見た目に自信がある時期なのでしょうか。
サイト管理人は暖かくてきれいな海が好きで、ニューカレドニアやタヒチを旅したことがあります。どちらもフランス海外領土ですので普通にフランス語が飛び交う場所です。そして欧州人旅行者がたくさんいます。すると必然的にトップレスの女性もちらちら見かけることとなります。なぜ欧州人の女性はトップレスになれるのか、そこは日本人であるサイト管理人には理解できないところです。一説によれば男性が上半身裸であるのは普通なのに女性がそうなれないのはけしからんといった権利関係から来ているという説もあります。しかし権利主張だけでそういう状況に至れるのか、なかなか理解しがたいところです。トップレスの本人に聞いたわけではありませんが、海辺の解放感とか、あるいは水着の日焼け跡を嫌うとか、まあいろいろ理由はあるのだと思います。
でもだからといって人前で、目の前に男性がいようがなんだろうが胸を露わにというのは、やはり何か日本人にはないメンタリティーがあるのは間違いありません。それが何なのかは本人に聞かなければわかりませんが、いまだかつて訊ねたことはありません。
トップレスにはそこそこ出会った経験があります。欧州人が多いビーチにはちらほら存在します。しかしそれを見ても不思議とスケベ心はまったく湧きません。これがトップレスの不思議なところです。至近距離にとても美人の欧州人がトップレスでいたとしてもそういう気分にはなりません。ただし、日本人のサイト管理人には至近距離トップレスの場面に遭遇するととても目のやり場に困ります。そりゃそうですよね。美人でスタイルのいい欧州女性が目と鼻の先で胸を露わにしていたら日本人なら男でなくても困るんじゃないでしょうか。まあ日本でも夏場に肌の露出が多い女性服に出会えば結構目のやり場に困ります。その延長線上かもしれませんね。この微妙な心理、お分かりいただけますでしょうか。
わたくしはときどき南の島へ出向いてダイビングをします。あるとき、仏領ポリネシア(タヒチ)のある島に行き、フランス人経営のダイブショップの日帰りツアーに参加しました。そして参加者は自分を除いて欧州人のみ。ダイブサイトに向かう小さい船に欧州人とともに乗り込み、しばし移動の時間となりました。すると、フランス人と思しき若くてきれいな女性がさっそくトップレスになりました。小さい船なのでかなりの至近距離です。日本人のわたくしにとってはかなり困った状況です。それを普通に受け入れられるほど欧州慣れしていません。さっそく目のやり場に困ってしまい、平静を装っていたのですが恐らくバレバレだったのだと思います。しかし目のやり場に困ってもスケベ心というのとは全く違うのです。ここが不思議なところです。これは一例ですが、他にも至近距離のトップレス遭遇事例はあります。いずれもその人達と会話する状況でしたので、サイト管理人の目線はどうなっていたのか、自分でもよくわかりません。注視することは絶対できませんから、努めて平静を装い、胸を見ずに顔を見ながら会話していたと記憶しています。しかし、サイト管理人の努力も虚しく恐らくこちらが困惑している状況は相手に伝わってしまっていたことは間違いないでしょう。
そういえば、一度だけボトムレスというのも見たことがあります。これは某南の島で起きました。エクスカージョンで無人の島、秘島っぽい雰囲気の島に上陸したときのことです。これは至近距離ではありませんでした。けっこう遠目で、欧州人と思しき男女のペアがボトムレスになって歩いていました。よくやるねえ、と思って見ていましたがそのまま歩いていって視界から消えてしまいました。その後何をしたのかは知りません。
日本人女性には難しいトップレスやノーブラ
南の島を旅すればこういう場面に遭遇します。しかし、いまだかつて日本人のトップレスには遭遇したことがありません。日本人女性にとってトップレスというのは相当ハードルが高いのでしょう。日本有数のビーチを数多く擁する湘南でさえ日本人のトップレスに出会うことはないでしょう。日本のビーチで日本人女性がトップレスになっていたらおかしい人と思われそうです。おそらく日本人女性のトップレスに出会う機会は一生ないであろうと想像しています。
日本では特殊な職業の人を除いて公衆の面前で胸をはだけることはありません。これはやはり羞恥心というものの範囲と概念が日本と欧州では大きく異なっていることに因るのでしょう。トップレスと同じく羞恥心が関与するものとしてノーブラというのもありますが、欧州女性は街中でノーブラでいることもときどきあります。
サイト管理人はなぜトップレスの意識が欧州と日本でこれだけ違うのか、とても興味があります。答えは見つかっていません。欧州人には性的な象徴を見せたいという願望があるのではないか、という仮説をたててみました。真偽は定かではありません。こういったことを知りたい、というのもフランス語学習の大きなモチベーションとなります。もし機会があればぜひ直接フランス語でフランス人女性に尋ねてみたいところです。
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