フランス語初級編

フランス語独学の継続 - モチベーション維持のためにフランスに行こう!

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フランス語を独学で、しかも日本に居ながらにしてレベルアップするというのがこのブログの大きなテーマです。しかし語学は一朝一夕では身につかないことは誰でも知っています。そして誰でも必ず壁に突き当たります。時間をかけて勉強してもなかなかレベルアップを実感できず、そこで停滞してしまいモチベーションが低下してしまうのです。勉強してもレベルが上がらない、サボりたくなってしまう、だけど勉強しないとレベルアップできるわけがない、こう考えてしまいジレンマに陥ってしまい、焦りが生じ、モチベーションが低下します。でもこうなったからといって心配する必要はありません。これは誰もが必ず通る道なのです。そうなってしまったら無理に継続しようと思わないことです。心が休息と消化時間を必要としています。その状態で無理に知識を詰め込もうとしたら消化不良を起こします。人間が食べ物から栄養を取る仕組みと同じです。

À propos

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本物のフランス語に出会う

大事なのはこういうモチベーション低下の時期をどう乗り切るかです。モチベーションを回復させて再び学習意欲を高めるためにはどうしたらいいのでしょう。そんなときには刺激を受けることが重要です。そしてそれはフランス語に関するものでなければなりません。そのための一番の方法、それは本物のフランス語に遭遇することです。本物のフランス語というとフランス映画を思い浮かべるかもしれません。しかしそれはあまり刺激になりません。そもそも映画のフランス語は難易度が高すぎますし、映画鑑賞は受動的な行動なので言語学習意欲向上に結び付くような刺激を受けることはありません。そもそも日本語字幕付きの映画を見て内容を理解していたのではフランス語を聴いていることにはまったくなりませんし、じゃあ字幕なしで理解できるのかといったらそれも相当難しいです。もしフランス語の映画を字幕なしで理解できるのならもうかなり高いレベルにいるはずです。フランス語の映画をみても気分転換にはなるかもしれませんがモチベーションの上昇には結びつきません。もっと直接的にフランス語に接する機会を作るのがコツになります。

フランス語圏に行く

ではどうしたらいいのでしょう。筆者がおススメする方法はこちらの記事「フランス語を独学で学ぶ、、初級から中級へ進むための5つのポイント」でも取り上げたフランス・フランス語圏に行くことです。当り前に聞こえるかもしれませんがモチベーション維持にとても効果的なのです。そして本物のフランス語に接する一番手っ取り早い方法です。しかし「行く」にもいろいろあります。

  1. 旅行する
  2. フランスの大学・専門学校に留学する
  3. フランス語圏で仕事を見つける
  4. フランスに短期語学留学する

思い浮かぶのはこんなところでしょう。この中で最も効果的なのは「2.フランスの大学・専門学校に留学する」または「3.フランス語圏で仕事を見つける」ですが、これはこのブログの趣旨「日本に居ながら独学でフランス語を習得するには?」に反しますので除外します。フランスの語学専門の学校に短期留学するのは「フランス留学の考慮点 語学留学 vs 大学や専門学校への留学」に書いた理由であまりおススメではありません。それをするなら同じ時間とコストで旅行したほうが断然いいです。ということで、日本に居ながらという条件下での筆者の一押しはフランス・フランス語圏を旅行することです。

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しかし漠然とフランスに行って観光地巡りしていたのでは映画と同じく気分転換レベルで終わってしまいます。つまりフランス語圏を旅行するにもコツがあります。せっかくフランス語圏に行くのですから本物のフランス語に接しない事には意味がありません。なのでフランス人との直接対話が重要になります。そのための重要なポイントをいくつかご紹介します。

ペンション宿泊でゲストと会話

旅行を計画するときに考えるべきこと、それはどれだけ多くの会話の機会を作れるか、ということにつきます。単に名所を訪れておいしいものを食べて帰ってきたのではただの旅行です。私たちはフランス語を学習するという目的も持っていることを忘れてはいけません。旅行したら宿泊しますし食事をします。ホテルという宿泊施設ではまずフランス人と会話する機会は得られません。例えばレセプションでチェックイン、チェックアウトをする場合などでフランス語を使うことはできます。しかし今どきフランス人でもレセプションの人は普通に英語を使いますし、場合によっては日本人スタッフがいたりします。レセプションの人は外国人に対してたいてい英語を使いますからフランス語に接することはできません。運よくフランス語でチェックインとなってもお決まりのフレーズで短く終わってしまいますので、フランス語に接する機会を得たい人にとって何の得にもなりません。ではレストランで食事をする場合はどうでしょう。やはり同じような理由で本物のフランス語を体得するにはほぼ無益な時間となってしまいます。そこでおススメなのがペンションスタイルの個人経営の宿泊施設です。ペンションといっても日本の観光地にあるペンションとは違います。あえて言えば日本で言えば民宿がそれに近いです。なるべく小規模でゲストもそんなに多くはないところを選ぶのがよいでしょう。

まずプランを立てる段階からパック旅行やツアーといったものを選んではいけません。パック旅行では宿泊先が決まっている場合が多いですし、場合によっては食事場所も指定の場合があります。これでは本物のフランス語に接したい人にとっては何のメリットもありません。宿泊先を自分で選ぶようにしましょう。筆者も航空券を手配してから自分で直接宿泊予約をすることがほとんどです。

日本の旅行業者に自分の要望を伝えて探してもらうのももちろんありですが、どうせなら自分で直接選んでみてはどうですか?自分で手間暇かけてプランしたほうが旅行は断然楽しくなります。今はネットでどんな情報でも得られます。実際にペンションのサイトを訪れてみてどんな宿なのかをフランス語で理解して予約してみることをおススメします。もしメールで宿主とやり取りするのなら頑張ってフランス語でやってください。

それから日本人だけでつるんで旅行するのはNGです。それでは日本語中心の旅行になってしまいます。なるべくなら一人旅がよいでしょう。経験がなければハードルが高いと感じるかもしれません。しかし何をするにも始まりが必要です。度胸を持ってトライしましょう。自分の工夫一つで旅はとても貴重な経験になります。積極的・主体的に自分で旅を組み立てれば旅は日常とは別の世界になってくれます。タレントの眞鍋かをりさんも30歳を過ぎてから一人旅を決行し、それ以来一人旅に目覚めたそうです。

ペンションは多くの場合ゲストが同じテーブルを囲んで食事をすることが多いです。必然的にゲストどうし会話することになります。これこそ絶好のチャンスなのです。小規模のペンションならばフランス人が利用している可能性が高くなります。そしてなるべくそういうペンションを選んでください。ここが重要ポイント、コツです。

  1. 夕食・朝食つき
  2. 小規模経営
  3. ゲストどうしテーブルを囲んで食事をするスタイルであること

この条件を満たしたペンションを選んでください。ペンションでも中規模以上では部屋ごとに分かれたテーブルになるところもあります。これだと効果半減どころか効果ゼロに近くなります。夕食がないB&Bもフランス語会話の機会が少なくなりますのでNGです。



フランス人とフランス語で会話することを躊躇しないでください。どんどん自分から話しかけてください。フランス人はあちらから外国人に積極的に話しかけてくることはあまりありません。フランス人はフランス語の会話を好むのです。英語を喋れる人でもあまり英語で会話したがりません。フランス人はフランス人だけで集まって会話したがります。ですからフランス語で自分から話しかけることが大事です。こちらから話しかけない限り会話は始まりません。なぜなら彼らはこちらがフランス語を話せることが判らないからです。フランス人がフランス語で外国人に話しかけることはありません。もしあなたが日本国内で隣に外国人がいるような状況になったら日本語で話しかけますか?

あなたがフランス語の初心者であまりしゃべれなくても気にしないでください。フランス語でこちらから話しかけることでフランス人は途端に好意的になります。分かるように話してくれるようになります。これこそがこの旅の狙いなのです。意気投合すれば例えば明日ちょっとどこかを一緒にまわってみない?なんて声をかけられることもあります。そうなれば一日中本場のフランス語会話の練習をしながら観光することができます。

フランス語ガイドをつける

宿泊はペンションをおススメしました。では観光はどうでしょうか。一つの方法としては、観光地は自分だけでも回ることはできますが、あえてフランス語ガイドをつけてみることです。そうすると必然的に会話が必要になります。ここでもあまり理解できなくても気にすることはありません。本場のフランス語に接して刺激を受けることが目的なのですから。親切なガイドさんならゆっくり喋ったり、英語で言い直してくれたりと、理解できるようにいろいろ取り計らってくれます。ガイドさんを付ければその分コストはかかりますが、それだけのメリットはあります。しかし、こちらもいろいろガイドに問いかけて会話が双方向になるように努力してください。そうでないと一方的に説明を聞かされて終わってしまうことになります。そうなってしまってはガイド代がもったいないです。投資が効果的に自分へのリターンになるように工夫しましょう。

フランス語圏、おススメの旅行先7選

フランス語圏で考えると渡航先としてとてもバリエーションが豊富です。これがフランス語圏の最大のメリットです。スペイン語でも同じことが言えます。フランス語圏は南太平洋やカリブ海に多くあり、海方面に強みがあります。おススメの旅行先7選はこちらです。

  1. フランス本土
  2. カナダ・ケベック州 (Québec)
  3. タヒチ (フランス領ポリネシア, Polynésie française)
  4. ニュー・カレドニア (Nouvelle Calédonie)
  5. マルティニーク (Martinique)
  6. グアドループ (Guadeloupe)
  7. マダガスカル (Madagascar)

フランス文化をじっくり楽しむのならフランス本土、大自然に包まれたいならカナダ・ケベック州、ラグーンと珊瑚礁でダイビングならタヒチやニューカレドニア、カリビアン文化を楽しむのならマルティニークかグアドループ、ユニークな動植物に触れたければマダガスカル、などなど。この7選以外にも多くの選択肢があるのがフランス語圏の特徴です。

フランス本土

これは絶対外せません。改めて解説する必要もありません。外国人観光客数世界No1世界遺産数世界第4位の観光大国です。バリエーションもあり過ぎて何度訪問しても飽きることはないでしょう。フランス料理、スイーツ、ワイン、チーズなど、グルメ大国としてもトップレベルです。

カナダ・ケベック州 (Québec)

アメリカのお隣カナダのケベック州は英語とともにフランス語が公用語です。少し訛りはありますが、大自然に囲まれたカナダで過ごすのは貴重な経験になります。ニューヨークからモントリオールまでは飛行機で一時間程度です。モントリオール、ケベックシティ、いずれもとても美しく静かな街で、都会の喧騒を忘れられます。心と体をリフレッシュしながら本場のフランス語に接することができる場所です。ケベック州の特徴は、人々がとても穏やかでイヤミがなく親切であることです。パリで感じる雰囲気とはかなり違います。

カナダのケベック、ネット散策でフランス語習得

ケベックでの体験

タヒチ (フランス領ポリネシア, Polynésie française)

新婚旅行先として人気が高いフランス領ポリネシアです。大小合わせて118の島から構成されていると言われています。タヒチ島はポリネシアの中心で最大の島であり、首都パペーテもタヒチ島にあります。118の島全体を指してタヒチという場合もあります。フランス領ポリネシアの島々の中でボラボラ島、ランギロア島、モーレア島は人気が高く、水上バンガローのリゾートが多く存在するところとして有名です。周囲の海は美しいラグーンと珊瑚礁に囲まれており、海好きにはたまりません。そしてスキューバ―ダイビングの聖地でもあります。ダイバー憧れの地としても知られています。ダイバーならばランギロア島、ファカラバ島などがおススメです。もちろん水上バンガローに泊まってみたいという気持ちはあるでしょうが、ここはフランス語に接するという観点であえてペンションを選んでみてください。また違ったタヒチを体験できること請け合いです。筆者は必ずといっていいほどタヒチではペンションを利用します。そのおかげでたくさんのフランス人、タヒチ人の知り合いができました。一つ注意していただきたいのは、タヒチアンのフランス語はかなり訛っています。なのでなるべくフランス本土からの旅行者が多い7月~8月あたりの時期を選ぶとよいでしょう。日本からのアクセスはよく、直行便で東京ーパペーテ間約11時間となります。サマセット・モームの「月と六ペンス」はフランスの画家ポール・ゴーギャンをモデルにしています。ポール・ゴーギャンは50歳を過ぎてからタヒチに住むようになり、死ぬまでタヒチに滞在し絵を描き続けました。ポール・ゴーギャン終焉の地はフランス領ポリネシアのマルケサス諸島になります。

ニュー・カレドニア (Nouvelle Calédonie)

オーストラリア大陸の東に位置しています。日本では天国に一番近い島として有名です。ニュー・カレドニアにおいても日本でその名前で知られていることが知られています。ニュー・カレドニアでは現地出身の人でもきれいなフランス語を話す人が多く、訛りはかなり弱いです。フランス語に接するという観点ではとてもよい場所だと思います。ニューカレドニアにもペンションは存在しますので探してみてください。ニューカレドニアもラグーンと珊瑚礁に囲まれた美しい島です。周囲に離島もいくつか存在し、リフ―島、マレ島、ウベア島、イルデパン島など、それぞれ抜群の海に囲まれています。グランドテール本島から離島へ足を運んでみるのもよいでしょう。日本からの直行便があり、アクセスはよいです。

ニューカレドニアの言語はフランス語。フランス語で旅行の情報収取をしてみよう!

マルティニーク (Martinique)

カリブ海のフランス海外領土の島です。美男美女が多い島といわれています。筆者はまだ残念ながら訪問したことがありません。一度訪れてみたいと思っています。カリブ海なので日本からはかなり距離があり、直行便はありません。アメリカ本土あたりを経由していくことになり移動時間が長くなってしまいます。このブログでマルティニークのバーチャルツアー記事を書きました。

フランスの海外県、マルティニーク(La Martinique)をネット散策

少女エマノンシリーズのこの本はマルティニークが舞台となっており、ゴーギャンも登場人物として描かれています。

グアドループ (Guadeloupe)

こちらもカリブ海です。フランスの海外県になります。まだ筆者は訪問したことがありません。こちらも移動時間が長くなってしまうことが難点ですが、やはり機会があれば訪れてみたいところです。あまり日本では渡航先として知られていない場所です。自分だけが知っている秘密の場所という狙いで訪問してみるのもありです。

マダガスカル (Madagascar)

マダガスカルはかなり知名度もあり、訪問した人も多いのではないでしょうか。こちらはかつてフランスの植民地だった場所で、現在でもフランス語が公用語の一つです。アフリカ大陸の東側にある巨大な島です。アフリカにはかつてフランス植民地がたくさんありました。この関係でフランス語圏が多数存在します。マダガスカルもその一つです。筆者はマダガスカルを訪れたことはありませんが、マダガスカル出身者と一度だけ会話したことがあります。フランス領ポリネシアを旅しているときにファカラバ島のペンションで出会いました。その時に日本文化についていろいろと語った記憶があります。マダガスカルはユニークな動物や直物が有名です。バオバブの木、ワオキツネザルなどは知られたところです。行く価値は大でしょう。

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