フランス語応用編

フランス語を「書く」ことの勧め。「読む・聞く・話す」の改善にも繋がる実用レベルへの最強の施策

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語学も実用レベルともなれば「書く」必要性も高くなります。フランスで仕事をする、あるいはフランス語でビジネスを遂行するともなれば、当然文章で自分の考えを伝えてコミュニケーションする機会は多くなります。なのでフランス語のレベルを実用レベルに持ち上げたければ「書く」練習も当然必要になります。

外国語を書くためにはその言語の広範な知識が必要となる

ここで言う「書く」は仏語の試験でよくある書き取り(dictée)とは違います。音声で読み上げられるフランス語の文章を聞いて書き取るのがdictéeですが、ここで言う「書く」とは自分で書く内容も考えて書くということになります。そして、ペンを走らせて書くことを指しているのではなく、自分で文章を作成することを「書く」と表現しています。スマホやパソコンでフランス語の文章を作成するのも「書く」ことに相当します。

とても大事なこと、それは「書く」経験を積むことで「話す」も改善され、語彙も増え、そして文法の理解も深まることです。正確に書くためには正確な文法を使用しなければなりません。アクサン、男性・女性の別、単数・複数、動詞の活用など、きちんと理解していなければ間違った文章を発信してしまうことになります。そして、どう表現するかをじっくり考えるので話すことの改善にも繋がります。言葉を逆引きするので語彙も増えていきます。いいことずくめです。中級を過ぎたら「書く」「話す」の練習をどんどん増やしていくべきです。

間違っていてもいい。どんどん書く機会を増やすことが重要

「書く」練習はなかなか難しいものです。これはフランスに住んでいても同じでしょう。周りの人が親切にも自分が書いた文章を添削してくれるのなら話は別ですが、実際にはそんな親切な人はいません。そもそも文章の添削をするのはかなり面倒なものなので、たとえ親切であってもそんなに快くやってくれるものではありません。「書く」練習はもう間違いがある無しなどお構いなしで気にせずどんどん書くことしかありません。そういう機会を増やすことを心がけるしかありません。

漠然と文章を書こうと思ってもそう簡単ではありません。何か目的がないと文章は書けないものです。日本語で何でもいいから文章を書け、といわれても何を書いていいかわからず暫く途方にくれますよね。フランス語ならなおさらです。漠然とフランス語で何か書こうと思っても空虚に時間が過ぎるだけです。これでは学習になりません。したがって「書く」練習こそもう受動的な練習ではなく本当に誰かに何かを伝えるために書くしかありません。そういう機会をどんどん作っていくしかないのです。

フランス語ネイティブの人とやり取りをすること

一つの方法として、実際にフランス語ネイティブの人と文章のやり取りをするのは「書く」ことのとてもよい実地訓練になります。そのためには相手が必要です。相手を探してください。筆者は旅行が好きでフランス語圏をよく旅行します。その時に知り合った人とメルアドを交換したりFacebookで友達になったりします。そして知り合った人と実際にやり取りをします。ネイティブの人とやり取りするメリットはとても大きいものです。彼らはネイティブなので色々な表現を使って文章を書きます。ああ、そんな風に表現するんだ、と知ることができてとても役立ちます。

フランス人はメールの最後に"cordialement"とか"amicalement"という表現を付けますが、何を使うかで親密度合いがわかるということを実際のメールのやり取りの中で知りました。ショートメッセージ系のやり取りだと文章が短すぎてあまり練習にならないと思います。なるべくガッツリ文章を書けた方がいいのでメールのやり取りの方が効果的です。Facebookに投稿してコメントをもらったり、相手の投稿にコメントしたり、というのも何気によい練習になります。なるべく適度に長い文章になるようにしましょう。長すぎると逆に嫌がられますので注意しましょう。

ネイティブの知り合いが必要

これらの方法はフランス語ネイティブの人と知り合いであることが前提となります。まだ知り合いがいなければどんどん作るために行動してください。筆者はフランス語学習のモティベーション維持のためにどんどんフランス語圏を旅行することをお勧めしています。旅行をしてフランス語圏の人とどんどん喋って知り合いになってください。フランス語ネイティブの人とたくさん知り合いになることが重要なので、フランスのフランス語専門学校に行くのは得策ではありません。なぜなら、そこにはほとんどフランス語ネイティブの人がいないからです。生徒はたいてい(フランスから見て)外国人です。ネイティブの人は先生だけです。会話学校の落とし穴です。ご注意ください。フランスの語学学校に留学するくらいならば同じくらいのお金をかけて旅行したほうが断然ましだと筆者は考えています。楽しみながら旅をして友達を作るのは後々の財産になります。単に語学のために留まらず、それ以上のものがあります。どんどん旅をしてどんどん友達を作り、リアルなコミュニケーションをすれば語学上達にとっても計り知れない恩恵をもたらしてくれます。

参考記事:フランス語独学の継続 - モチベーション維持のためにフランスに行こう!

参考記事:フランス留学の考慮点 語学留学 vs 大学や専門学校への留学

一方的にブログなどでフランス語圏に向けて情報発信するのもよい

もう一つ考えられる方法は、例えばブログなどをフランス語で書いてみることです。ブログのテーマを決めて、そのテーマについて伝える内容をフランス語で文章化します。これは相手がいなくてもできることなので、フランス語ネイティブの知り合いを作る前でも始められます。ただし誰が読むかもわからず、もしかすると誰も読まないかもしれず、しかも文章を直してくれる人はいません。文法、スペル、表現など間違いだらけの文章になってしまうでしょうが、それは気にする必要はありません。要は何かをつたえるために文章を書くことに時間を割くことなのです。そこにどれだけ時間を費やしたかでかなり変わってきます。ブログでフランス語記事をアップするのはかなり大変な作業になります。accent, tréma, cédilleなどフランス語独特の文字をキーボードで打ち込むのも慣れないとなかなか大変です。しかしそういう地道な作業なくして書くことの上達はありません。ブログはレスポンスが期待できないのでモティベーションの維持も難しい場合があります。それでもやってみる価値はあると思います。もしいろいろフランス語圏の人に向けて情報を発信してみたいと思うのならぜひチャレンジしてみてください。

参考記事:パソコンやスマートフォンでフランス語を入力する方法

 

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