フランスの映画

映画をフランス語字幕で見よう!日本で入手可能なフランス語字幕付きDVDをご紹介します!

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フランス語字幕付きの映画のDVD・Blu-rayを入手する方法をご紹介します。フランス語のセリフを理解するために、フランス語の字幕がとても役に立ちます。日本国内で売られているものや、海外から簡単にネットショッピングで輸入可能なものをご紹介します。

フランス語で映画を見る!

フランス語学習者ならばやっぱりフランス映画には興味ありますよね。しかし映画で語られるセリフはやはりかなりの高難易度となりますので理解するのは簡単ではありません。それに、映画をフランス語学習の題材とするのはあまりお勧めではありません。何しろ難しいのです。かなり長くフランス語を学習した人でもなかなか映画をすらすらと理解するのは難しいです。フランス映画を見る場合には教材とするという考えは捨てましょう。

しかし我々はフランス語学習者です。どうせなら日本語字幕なしでフランス語の映画を見ましょう!すべて理解しようなんて考えずに、フランス語学習と身構えずに気楽に見るのがよいです。日本語の字幕があるとどうしてもそっちを追ってしまいますし、日本語を読みながらフランス語を聞いて学習するなんてことは不可能です。ちょっとでもフランス語に慣れたいのであれば思い切って日本語字幕なしにして、流れてくるフランス語に耳を傾けるのがよいです。

しかし、ここにフランス語の字幕があるとまた違います。これはフランス語を聞く手助けになります。我々はフランス語学習者ですからフランス語の字幕付きのフランス語の映画を見ましょう。映画を楽しみつつフランス語も身に付いて行くのならこんないいことはありません。残念ながら日本で製造されたDVDでは、フランス語字幕付きのフランス映画のDVDは多くはありません。しかしいくらか存在します。日本で製造されたものであれば日本語字幕とフランス語字幕を選択できます。興味があるものをぜひ見てみてください。

しかし日本語の字幕はいらない、フランス語の字幕だけでいい、ということであれば選択肢はぐっと広がります。こちら↓で解説しています。

日本語の字幕と日本語の吹き替えは不要、フランス語の音声と字幕があればいいという方には

日本で販売されているフランス語字幕付きのフランス映画のDVDはやはり限られてしまします。日本語の字幕と日本語の吹き替えは不要という方にはAmazon.frでフランス版のDVDを購入することをお勧めします。フランスで映画のDVDを購入すると大抵フランス語の字幕が付いています。Amazon.frで購入するのであればフランス映画の選択肢は無限に広がります。フランス版のDVDの購入方法や再生における注意点についてはこちらの記事をご覧ください。

  1. フランスのアマゾン(amazon.fr)を活用してフランスの商品を直輸入!
  2. フランスなど海外で購入したDVDを再生するために必要なこと

シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜 (Comme un chef)

フランス料理と一流の三ツ星レストラン、そこで働くシェフたちを題材とした、2012年公開のフランスのコメディ映画です。主演は名優ジャン・レノ、共演にミカエル・ユーンという配役です。

監督:ダニエル・コーエン
脚本:ダニエル・コーエン、オリヴィエ・ダザ
製作:シドニー・デュマ
出演者:ジャン・レノミカエル・ユーン
製作国:フランス
公開:2012年
言語:フランス語

筆者がこの映画を見て感じたことをキーワード表現するとこのようになります。

  • 出会いは力
  • 自分を見つめなおす
  • 自分を支えるのは家族愛
  • 振り返り
  • 必ず来る引退という出来事
  • 時代は流れる
  • 新陳代謝

伝統ある三ツ星レストラン「カルゴ・ラガルド」の超有名シェフであるアレクサンドル・ラガルド(ジャン・レノ)は、この頃料理に対する閃きを失いつつあり、周りからの評価も徐々に下がりつつありました。レストランのオーナーは息子のスタニスラス・マテール(ジュリアン・ボワッスリエ)に店の運営を任せていました。若いボンボン社長のマテールは伝統にこだわり続けるアレクサンドルを解雇する機会を狙っており、その為に色々と策略を仕掛けてくる有様です。マテール社長はイギリス人の新進シェフのシリルに店を任せたいと考えており、その為にレストランを現代的に作り変えようとしていました。伝統を重んじるアレクサンドルはこれに反発します。

一方、無名の料理人ジャッキー・ボノ(ミカエル・ユーン)は実は隠れた才能の持ち主であり、数多くの有名シェフのレシピを完璧に暗記する天才でした。天才であるにもかかわらずシェフとしての仕事がうまくいかず、彼の恋人ベアトリスが妊娠中でることもあり、安定した収入を得るためにペンキ塗りとして働かざるを得ない状況に陥ります。ジャッキーがペンキ塗りをしていた老人施設(レストラン「カルゴ・ラガルド」の近隣にある)で飛び込みで料理を作ったことがきっかけとなり、ジャッキーはアレクサンドルの店で働くことになります。ジャッキーはアレクサンドルを尊敬しており、アレクサンドルのレシピもすべて記憶していました。二人は時に衝突したり時に意気投合したり、ドタバタした関係ながら徐々に信頼関係が深まっていきます。

そんな中、ある日レストランの星を審査するために評議委員がアレクサンドルのレストランを訪れることとなります。評判が落ちてしまったアレクサンドルの料理のために星を失うかもしれない危機が訪れます。評議委員を満足させる料理を作るべく二人力を合わせて新作に挑みます。二人はこの危機にどう立ち向かっていくのでしょうか。

コメディー調の軽いタッチでストーリーが展開していきます。ベアトリスの姉であるキャロル(ヌヴェールでレストランを営む)に一目惚れするアレクサンドルのロマンス話も絡んでとても楽しい映画となっています。

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L'Aigle et l'enfant (Brothers of the Wind)

アルプスの山の中で暮らすルーカス少年とイヌワシ、森林管理官ダンツァーの交流を描く自然や動物のドキュメンタリー風の映画です。イヌワシという鳥がこれほど美しく、かつ威厳のある鳥なのだということを、映画の映像を通して知ることができます。堂々たる翼を広げて大空を滑空する姿が随所に登場し、イヌワシが猛禽類の王者である所以が良く描かれている見事な作品です。

オーストリアで制作された映画です。ルーカス少年役にはスペイン人のマヌエル・カマチョ(Manuel Camacho)、森林管理官ダンツァーはフランス人俳優のジャン・レノが演じています。少年の父親役はオーストリアの俳優トビアス・モレッティです。登場人物はこの3人だけです。これはフランス映画ではなくオーストリア制作の映画で、オリジナル言語は英語です。フランス語のものは吹き替えになります。フランス語版ではジャン・レノ自身が本人の吹き替えを担当しています。監督はスペイン出身のGerardo Olivaresです。この映画は日本未公開です。したがって日本語字幕版がありません。オリジナルの英語版で見るか、吹き替えのフランス語版で見るしかありません。そして、このDVDには字幕がありません。セリフを聴いて理解するしかありません。しかし心配するには及びません。この映画のフランス語はかなり易しいです。

初公開: 2015年12月24日 (スロバキア)
監督: Gerardo Olivares
音楽: SARAH CLASS
映画脚本: ジョアン・リーイー
制作年: 2015年
製作国: オーストリア
オリジナル言語: 英語

ルーカス少年:マヌエル・カマチョ(Manuel Camacho)
森林管理官ダンツァー:ジャン・レノ
ルーカス少年の父親:トビアス・モレッティ(Tobias Moretti)

アルプスの山中でイヌワシの雛が卵から孵るところから物語は始まります。イヌワシのつがいが暮らすアルプスの断崖にある彼らの巣で二羽のイヌワシが誕生します。しかし、二羽の雛がまだ小さいときに、父親のオスのイヌワシが自分の縄張りに侵入してきた他のオスのワシと戦い、侵入者共々地上に激突して二羽とも死んでしまいます。残されたのは母ワシと小さな子供二羽です。母ワシ一羽で二羽の子供を育てるのは大変なことです。子供たちへの食べ物の供給が十分できなくなってしまいました。その上、母ワシが狩りに出ている間はいくら断崖絶壁の巣といっても無防備になります。カラスがちょっかいを出しに来たり餌を奪われたりと、二羽の子供のワシは厳しい生存競争にさらされることになります。より良い生活環境獲得のために二羽の兄弟ワシ間で争いも起こります。そんな中、とうとう少しだけ先に生まれた兄ワシが弟ワシを巣から崖の下へ突き落してしまします。まだ空を飛ぶことができない子ワシは下に落ちるしかありません。しかし奇跡的にソフトランディングとなり怪我もなく着地できました。しかし、飛べない子ワシはもう自分の巣へ帰ることはできません。他の猛禽類やキツネに狙われてしまいます。

フランス語版の予告編:

英語版の予告編:

そこへ、偶然にもこの森で暮らすルーカス少年が通りかかり、少年に拾われることになります。少年は子ワシを隠れ家にしている空き家に連れて帰ります。少年は父親(トビアス・モレッティ)と共にこの森で暮らしていますが、父親とはそりが合わず、一言も口をききません。少年は父親どころか人間なら誰とも口をききません。自然だけが彼の友達でした。少年が心を閉ざした原因は小さいころに母親を家の火事で亡くしたことにありました。そんなルーカス少年を森林管理官ダンツァーは優しく見守り、サポートします。

ルーカス少年は旧約聖書に登場するカインとアベルにちなんで、ワシの兄弟をカインとアベルと名付けます。ルーカス少年が育てている子ワシはアベルです。少年は持ち前の想像力と直感で、崖の上のどこかに兄ワシがいるであろうことを知っていました。そしてその兄ワシをカインと呼ぶことにしました。

ルーカス少年は、父親の昼食であるソーセージを奪って餌にしたり、わざと自分の家の鶏小屋を夜間開け放しにして鶏を狐に襲わせて、死んでしまった鶏を与えたり、野ネズミを捕まえて与えようとしたり、試行錯誤しながら一生懸命アベルを育てようとします。そんなルーカス少年をサポートするために、ダンツァーはルーカス少年の父親と交渉して、夏の間だけ自分の助手として少年を自分と一緒に住まわせることにします。少年にはもちろんワシを育てた経験などありません。しかし工夫をしながらアベルに飛ぶことを教えようとします。その甲斐あって、やがてアベルは自力で飛ぶことができるようになります。ダンツァーとルーカス少年の二人三脚でアベルに狩りの方法を教え、やがてアベルは狩りのやり方を習得していきます。そして、夏が終わり、すっかり成長したアベルをルーカス少年は野生に返す決断をします。

物語はここで終わりません。一人前になったアベルが自力で冬を越すストーリーや、自分の兄であるカインとの対峙、様々な自然の厳しさがアベルを待ち受けます。そして、ルーカス少年と父親の関係は?

この映画のすばらしいところはやはり自然の描写でしょう。イヌワシの動きを捉えた映像は実に見事です。よくここまでイヌワシやその他の野生動物の動きを捉えたものだと感心させられます。この映画のセリフは平易で理解しやすいものです。フランス語で見ても英語で見ても理解できると思います。また、セリフよりも映像の展開である程度ストーリーがわかりますので、かなり言葉の理解の手助けになると思います。日本未公開だったのが不思議なくらい魅力あふれる作品です。

フランスのAmazon.frでフランス語版を購入することができます。

 

シャネル&ストラヴィンスキー (Coco Chanel & Igor Stravinsky)

ロシアの現代音楽作曲家であるイーゴリ・ストラヴィンスキーと、あの超有名ブランド、シャネルの創始者であるココ・シャネルの男女としての関係を描いた作品です。どちらも実在の人物で、ココ・シャネルは多くの超有名アーティストと多く交流がある人物でした。

1913年のパリ、「春の祭典」というストラヴィンスキーが作曲した楽曲とバレエ・リュスのコラボレーションによる初演での大騒動が物語の発端となります。バレエ・リュスとはセルゲイ・ディアギレフが率いるロシアのバレエ団で、19世紀終盤から20世紀初頭にかけてバレエの芸術性を一気に高めたことで知られています。ストラヴィンスキーの音楽は不協和音や複雑なリズムを取り入れた、当時としては難解な音楽であり、さらにそこに付けられたバレエの振り(天才的ダンサーヴァーツラフ・ニジンスキーによる振り付け)がまた奇抜であったことから、シャンゼリゼ劇場で行われた初演では賛否両論巻き起こり、演奏中にもかかわらず大騒動となってしまったのです。この初演の演奏がココ・シャネルの目には斬新で衝撃的な芸術と映りました。やはりココ・シャネルは新たな美を感じ取る審美眼に優れていたのでしょう。

すでにシャネルブランドを立ち上げ、ビジネスに成功し、裕福な生活を送っていたシャネルが、ロシアから来た前衛的な作曲家の才能に惚れ込み、豪邸を提供して住まわせ、生活面をバックアップします。ストラヴィンスキーは既婚であり子供もいました。シャネルは家族ごと豪邸に迎え入れるという太っ腹ぶりです。シャネルはストラヴィンスキーのパトロンとなったのです。そしてやがて関係は男女の仲に...。そんな中でココ・シャネルは世界に名を轟かせたシャネルNo5を生み出します。

製作年:2009年
製作国:フランス
出演:マッツ・ミケルセンアナ・ムグラリス/エレーナ・モロゾヴァほか
監督:ヤン・クーネン

ストラヴィンスキーを演じたマッツ・ミケルセンはデンマーク出身の俳優で、2006年の007シリーズ「カジノ・ロワイヤル」で悪役ル・シッフルを演じた人と言えば思い出す方もたくさんいらっしゃるでしょう。

この映画の映像美は特筆ものです。アメリカ映画とは違い、人工的な加工に頼らないセットを用いた重厚な映像は見る価値ありです。ココ・シャネルはフランスでは何度も映画の題材として取り上げられています。つまりそれほどフランスでは注目度が高い人物ということになります。何度も映画やドラマに登場する実在の人物ということでは、日本ではさしずめ坂本龍馬あたりでしょうか。つまり、ココ・シャネルはフランスの坂本龍馬ということになります(この対比はちょっと乱暴でした(笑))。

ここから読み取れること、それはシャネルというブランドは間違いなくフランス人の誇りなのだということです。この映画はシャネルとストラヴィンスキーの関係を描いていますが、ストラヴィンスキーはもちろん音楽の世界では超一流の人物です。その超一流音楽家とココ・シャネルを一つのストーリーとして合体させることにより、ある意味シャネルの権威を誇示するような描き方なのだと筆者は(独断で)考えています。

シャネル&ストラヴィンスキーのフランス語字幕付きDVDのはこちらで購入可能です。

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楽天でDVDを買う。⇒ シャネル&ストラヴィンスキー [ マッツ・ミケルセン ](日本語字幕と仏語字幕があります)

タイピスト! (Populaire)

1958年のフランスが舞台の、シンデレラストーリー系の映画です。フランス映画というよりはアメリカのホームドラマのように軽快なリズムで展開していくストーリーなので、ほのぼのとしてリラックスして見ることができます。ぜひおススメしたい逸品です。

制作国:フランス
製作年:2012年
出演:ロマン・デュリス/デボラ・フランソワ/ベレニス・ベジョ
監督:レジス・ロワンサル

筆者がこの映画を見て感じたことをキーワード表現するとこのようになります。

  • 理屈抜きで楽しめる
  • クラシックなホームドラマ
  • 演劇風な展開
  • キーの配置は同じでもタイプライターとパソコンは根本的に違う(間違えれば最初からやり直し)
  • フランス語のタイプライターはどうなっているのだろう...

田舎で育ったさしたるとりえもない平凡(しかし美人!)な女性ローズ・パンフィルが都会に出て秘書として働き始めます。しかし不器用なこの女性は失敗の連続で仕事もうまく行きません。しかしローズにはずば抜けたタイピングの才能があり、磨けば輝くダイヤの原石だったのです。この才能に気が付いた雇用者の保険会社社長ルイ・エシャールと二人三脚でタイピングの特訓を行い、徐々に才能が開花していきます。フランスの大会を勝ち抜き、そして決戦の舞台はニューヨークで開かれる世界大会へ。そして恋愛感情も芽生えて...

果たして世界大会の大舞台でローズは栄冠を勝ち取ることができるのでしょうか。

トム・ハンクスとメグ・ライアンのコンビでいくつか製作された恋愛コメディーを彷彿させるストーリー展開です。主演女優のデボラ・フランソワさんはベルギー出身で、日本人受けしそうな美人女優です。そして、この映画のフランス語はとても聞き取りやすく、フランス語学習者にとってはありがたい映画です。コメディータッチのラブストーリーを見ながら、肩の力を抜いてフランス語を聞くのも悪くはないと思います。

現代のパソコンやスマホの打ち込みとは違い、間違えることが許されない、間違えてしまえば最初からやり直さなければならない、紙に打ち込むタイプライターという世界で戦うことを考えれば、かなりの緊張感を伴うものだった職業であったことは想像できますね。今では見られなくなったタイピストという職種を現代で取り上げたところが興味深いところではあります。簡単に完璧な修正が効いてしまう現代と、それが簡単ではなかった過去との対比がこの映画の狙いなのではないでしょうか。やり直しが簡単ではないがゆえに物事の取り扱いが慎重だった時代のシンデレラストーリーです。

ちなみに、映画の原題である「Populaire」は、La famille Japyというファミリー企業の製品であったタイプライターの「La Populaire」から来ているそうです。

こちらからご覧になれます。

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Huluでもこの映画を視聴可能です。

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最強のふたり (Untouchables)

2011年のフランス映画です。月並みな表現ですが心温まるストーリーです。裕福だが体の自由を奪われた初老の男性とその人を介護するために雇われたスラム出身の貧困な黒人男性の心の交流を描いています。奇想天外さやどんでん返しがあるような派手な展開は一切ありませんが、見ていると引き込まれます。実話をもとにして作られた作品とのことです。

制作国:フランス
制作年:2011年
タイトル:UNTOUCHABLES
出演:フランソワ・クリュゼ/オマール・シー/アンヌ・ル・ニほか
監督:エリック・トレダノほか
脚本:エリック・トレダノほか

首から下が麻痺した初老の男性フィリップ(フランソワ・クリュゼ)が自分の介護者を雇うための面接をする場面から始まります。障害者の男性は障害があれども裕福なので自分を助けてくれるスタッフには事欠きません。しかし自分の境遇からか心にぽっかりと穴が開いたような人生を送っていました。心の底では何か刺激を求めていたのです。多くの平凡な応募者の中で目に留まったのはどう考えても介護に向いているとは思えない黒人の男性、スラム街出身のドリス(オマール・シー)でした。破天荒な発想や発言が障害男性の目に留まります。ドリスの人を放っておけないキャラクターが徐々に障害者男性の生活に変化をもたらしていきます。ドリスは貧しい境遇にも拘らず、他人の面倒見がよく、言葉はぶっきらぼうで乱暴だけれども困った人を放っては置けない性格の心優しい青年でした。

そして好転し始めた障害者の男性の人生に恋のチャンスが訪れます。文通を続けていた女性と会う機会が訪れます。この恋は成就するのでしょうか。この恋にドリスはどう向き合うのでしょうか。

性格も年齢も人種も境遇も全く違う二人の男性の交流がお互いに刺激となり好循環をもたらしていく様子を描いた本作品は、フランスや欧州のストーリー性を重視した映画の特徴がよく出た秀作だと思います。見る価値は大いにあります。

ウィキペディアによれば、第37回セザール賞で作品・監督・主演男優・助演女優・撮影・脚本・編集・音響賞にノミネートされ、黒人貧困男性を演じたオマール・シーが主演男優賞を受賞したそうです。また、本国フランスでは歴代観客動員数で3位となる大ヒット作となっており、日本でも興行収入が16億円を超え、日本で公開されたフランス語映画の中で歴代1位のヒット作となった、と紹介されています。アメリカならば派手なドンパチ系やキラキラストーリー系が受けそうなところですが、アメリカ映画ではすっかり見かけなくなったこういった地味なストーリー展開が観客を動員するところはやはりフランス、あるいは欧州ならではと言えそうです。

サラッと見るならAmazonオンデマンド、じっくり見返すならDVDかBlu-rayを購入するのがおすすめです。

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大統領の料理人 (Les Saveurs du Palais)

1980年台に、フランス共和国の第21代大統領(第五共和制)であるフランソワ・ミッテラン氏の料理人であったダニエル・デルプシュ(Danièle Mazet-Delpeuch)をモデルとした部分的な伝記映画です。モデル本人の名前ではなくオルタンス・ラボリという役名で描かれています。

製作年 - 2012年
製作国 - フランス
監督 - クリスチャン・ヴァンサン(フランス語版)
脚本 - クリスチャン・ヴァンサン、エチエンヌ・コマール
製作 - エチエンヌ・コマール

配役:
オルタンス・ラボリ - カトリーヌ・フロ
共和国大統領 - ジャン・ドルメッソン
ダヴィッド・アズレ(執事) - イポリット・ジラルド
ジャン=マルク・ルシェ(大統領の給仕長) - ジャン=マルク・ルロ
ニコラ・ボヴォワ(オルタンスの助手) - アルチュール・デュポン

大統領を演じたジャン・ドルメッソンは役者が本業ではなく、作家であり哲学者が本業です。先ごろ(2017年12月5日)に惜しまれつつ他界しました。

フランスの田舎でレストランを営んでいたオルタンス・ラボリは、ある日ジョエル・ロブション(Joël Robuchon, 実在のフランス料理シェフ、日本にもその名を冠したレストラン多数あり)に推薦されたという理由で政府高官の料理人としてパリへ旅立ちます。迎えの車の中で政府高官とは誰か訊ねますが教えてもらえません。しかし、のちにフランス共和国大統領の専属料理人として抜擢されたのだと知ることとなりました。オルタンスは家庭的な料理を得意としており、それが大統領の求める味であるとのことからの大抜擢となります。専属料理人というのは主に大統領の私的な食事を担当するところであり、公人を招いたりの公的な食事はまた別のシェフが担当しています。オルタンスの料理は私人としての大統領を満足させるのに十分な質を備えたものであり、大統領自身とても気に入るところとなりました。男性社会であるエリゼ宮の料理担当部門で一人の女性が仕事をこなしていくのは当時としては難しかったのでしょう。しかし、助手のニコラ・ボヴォワや執事のダヴィッド・アズレの理解と協力もあり、質の高い家庭料理を大統領に提供することにやりがいを感じていました。しかし公人としての大統領の食事には色々と難しい側面もあり、次第に疲労感を覚えるようになったオルタンスは2年間の従事の後自らその職を辞することとなります。

その後、南極のフランス観測基地へ赴任し、極寒の地で働く隊員たちに家庭料理を振る舞う料理人として働くこととなります。極寒の地で働く隊員たちにもオルタンスの料理は受け入れられ、家族の一員のように基地での生活を送っていました。そして基地での仕事も一年の任期満了となり、基地を去る日がやってきます。映画では、南極基地での任期満了の最後の日の様子と大統領専属料理人であった頃の様子とが交互に描かれていきます。

どんな地位になっても家庭料理を求めたくなる心、男性社会で女性が仕事をすることの難しさ、自分の信念を曲げないプロフェッショナリズム、といったところが見どころの映画となります。

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アメリ (Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain)

改めて解説する必要もないほどよく知られている映画です。フランス映画の中では断トツの知名度ではないでしょうか。とくに女性に受けがいいストーリー展開です。心の中には大変な想像力をもっているのに不器用な振舞いしかできないフランス人女性、アメリがふとしたことから人を幸福にすることに興味を覚え、実践していきます。他人を幸福にするという意外な才能を発見することとなります。そこに自分の恋物語も絡んでくる展開となります。他人は幸福にできるのに自分の幸福になるとさっぱりというジレンマに陥ります。舞台はパリ北部、パリの日常生活を描きつつ、その中にアメリの少し不思議な冒険を織り交ぜた作品となっています。日本においてもかなりの興行成績を記録しました。

製作年:2001年
製作国:フランス
出演:オドレイ・トトゥ/マチュー・カソヴィッツ/ドミニク・ピノンほか
監督:ジャン=ピエール・ジュネ

筆者がこの映画を見て感じたことをキーワード表現するとこのようになります。

  • ファンタジック
  • 他人事と自分事の違い
  • 自分事の難しさ
  • 人を幸せにするのと自分が幸せになるのは違う?

アメリのフランス語字幕付きDVDのはこちらで購入可能です。

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ジブリ作品をフランス語セリフとフランス語字幕で見る!

ジブリ作品について、筆者がいまさらくどくど説明する必要はないでしょう。日本が誇る超有名アニメシリーズです。なんと、ジブリをフランス語セリフ+フランス語字幕で見ることができるのです。フランス語の学習者ならこれを利用しない手はないですよね。アニメなのでかなり取っ付きやすいでしょう。しかも日本人なら(いや外国においても)誰でも知っているジブリ作品です。北米版のジブリのDVDだとフランス語のセリフ(音声)+フランス語の字幕のオマケが付いてきます。こちらに挙げるDVDはすべて、

音声:日本語、英語、フランス語
字幕:英語、フランス語

となります。フランス語学習者にとってこんなありがたい話なかなかないです。こちらから購入可能です。これらのDVDは北米版ですので、リージョンコード1となります。これらのDVDを再生するためにはリージョンフリーのDVDプレーヤーが必要です。日本の通常のDVDプレーヤーでは再生できない場合があるのでご注意ください。

ジブリ映画タイトル  楽天購入サイト
となりのトトロ(北米版DVD)
となりのトトロ 北米版DVD 日本語・英語・フランス語に切り替え可能! (スタジオジブリ)
魔女の宅急便(北米版DVD)
魔女の宅急便 北米版DVD 日本語・英語・フランス語に切り替え可能! (スタジオジブリ)
崖の上のポニョ(北米版DVD)
崖の上のポニョ 北米版DVD 日本語・英語・フランス語に切り替え可能! (スタジオジブリ)
もののけ姫(北米版DVD)
もののけ姫 北米版DVD 日本語・英語・フランス語に切り替え可能! (スタジオジブリ)
天空の城ラピュタ(北米版)
天空の城ラピュタ 北米版DVD 日本語・英語・フランス語に切り替え可能! (スタジオジブリ)
紅の豚(北米版DVD)
紅の豚 北米版DVD 日本語・英語・フランス語に切り替え可能! (スタジオジブリ)

日本映画のDVD・Blu-rayをAmazon.frで買うと、フランス語のセリフと字幕が付いてくる!

日本映画を見たいと思ったとき、もしあなたがフランス語学習者ならば映画のDVD・Blu-rayをフランスで買うことをお勧めします。これらはフランスのアマゾンで購入可能です。これは本当に超お得です。なぜお得かというと、

  • オーディオのセリフは日本語とフランス語両方ありで選択可能
  • フランス語の字幕もある
  • なぜか日本製のものより安い場合がある(ただし送料コストは少々かかります)

日本語の字幕はもちろんありませんが、私たち日本人は日本語セリフを理解できますので必要ないですよね。こんなありがたい話はないと思います。フランス語学習者が日本映画のDVD・Blu-rayを買うのならフランスのアマゾンがお得です。海外発送なので送料コストがかかりますので、まとめ買いがお得です。

メジャーな日本映画なら大抵フランスで売られています。では実際にどんなものがあるのか見てみましょう。こちらに挙げるのはほんの一部でしかありません。日本アニメもたくさんあります。まだまだたくさんありますので、ぜひご自分で探してみてください。

日本映画タイトル クリックでAmazon.frへ
君の名は (Your Name)

2016年に大ヒットしたアニメ映画です。内容について今更解説する必要はないでしょう。

監督・脚本・原作:新海誠
神木隆之介
上白石萌音
長澤まさみ
市原悦子

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そして父になる

監督・脚本:是枝裕和
2013年公開

野々宮良多:福山雅治
妻みどり:尾野真千子
6歳になる一人息子・慶多:二宮慶多

第66回カンヌ国際映画祭で上映後、10分間のスタンディングオベーションを受けた感動の名作です。

予告編(YouTube)はこちらから。

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デス・ノート(前編・後編セット)(Death Note)

2006年
藤原竜也
松山ケンイチ

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デス・ノート・テレビドラマ(Death Note Drama)

窪田正孝
山崎賢人

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るろうに剣心(Kenshin - La trilogie : Kenshin le Vagabond + Kyoto Inferno + La fin de la légende)(実写版)

佐藤健など

しかも3部作セットでこのお値段!

るろうに剣心
るろうに剣心 京都大火編
るろうに剣心 伝説の最期編

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あん(Les Délices de Tokyo)

監督・脚本:河瀬直美
原作:ドリアン助川
日本・フランス・ドイツ合作
日本公開:2015年5月30日
第68回カンヌ国際映画祭・「ある視点」部門に出品
出演者:
樹木希林
永瀬正敏
内田伽羅

予告編(YouTube)はこちらから。

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SHINOBI-HEART UNDER BLADE-

2005年作品
朧(伊賀):仲間由紀恵
甲賀弦之介(甲賀):オダギリジョー
蛍火(伊賀):沢尻エリカ

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アオハライド

原作:咲坂伊緒
監督:吉村愛
シリーズ構成:金春智子
2014年7月 - 9月
TOKYO MX、MBS、BS11にて放送されました。

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LUPIN the Third 峰不二子という女

Lupin III : Une femme nommée Fujiko Mine
2012年4月4日 - 6月27日
日本テレビ、アニメ
峰不二子:沢城みゆき
ルパン三世:栗田貫一
次元大介:小林清志
石川五ェ門:浪川大輔
銭形警部:山寺宏一

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PV(YouTube)はこちらから。

もう一つの紹介画像(YouTube)はこちら。

海街diary (Notre petite soeur)

公開日:2015年6月13日 (日本)
監督:是枝裕和
浅野すず:広瀬すず
香田佳乃:長澤まさみ
香田幸:綾瀬はるか

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予告編(YouTube)はこちらから。

 

フランス、その他外国で購入したDVDを再生するには

パソコンで各国のDVDを再生するのであれば実は何の問題もありません。各リージョンや各映像方式に対応した再生ソフトが多く存在しています。無料で使用可能なものもあります。以下であればフリーソフトでかつ各国のDVDを再生可能です。(いずれもwindowsソフト)

一方、ハードウェアとしてのDVDプレーヤーで再生したい場合にはリージョンフリーでかつ各種映像方式に対応したDVDプレーヤーが必要になります。以下いくつか対応機種をご紹介しておきます。

 

これらであればフランスや諸外国で購入したDVDでも再生可能です。ソニーのものはやや高価ですが、各国のブルーレイにも対応しています。大きな画面で映画を見たい場合にはやはり専用プレーヤーがあった方が便利ですので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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