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ヌクヒバ (Nuku Hiva)、マルケサス諸島の秘境、山と海の大自然とTiki:もう一つのタヒチ

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マルケサス諸島(マルキーズ諸島)にある、ヌクヒバ島。フランス領ポリネシアの島です。

タヒチ本島から北東に約1500kmも離れています。

タヒチらしくないタヒチです。

ランギロアやファカラバなどの環状の環礁があるツアモツ諸島や、ボラボラがあるソシエテ諸島とは全く雰囲気が違います。

ヌクヒバ、山と海の島

実際にいってみて、こんなタヒチもあるのだな、と感じました。

ごつごつとした岩山と高い山、珊瑚礁のない海が特徴です。

ボラボラやモーレアにだってごつごつした山があるでしょ?と言われそうですが、ちょっと違います。

そもそも、パペーテからかなり遠いです。

エアタヒチでタヒチ島のパペーテから3時間以上かかります。

ツアモツ諸島は全く山がありません。

ソシエテ諸島は山と平地の両方あります。

ヌクヒバは山しかありません。

ここに来ると、島に来た気がしません。山に来た感じがします。

どこに移動するにしても、山登りを避けられません

そういう土地なのです。

ここがソシエテ諸島やツアモツ諸島との違いです。

島のほとんどが山で占められています。

ヌクヒバの険しい山

元々は火山島なんだそうですが、そのせいかタヒチっぽい雰囲気がありません。

ごつごつした険しい山ばかりが海岸線に迫ります。

そういうところです。

あちこちに滝もたくさんあります。

なんでも、ヌクヒバ島の最高峰は標高1224mだそうです。

しかも、周りをペルー海流という寒流が流れているので珊瑚礁がありません。

フランス領ポリネシアの島でもかなり特殊な島です。

でも、時間があるのなら行ってみる価値は大です。

Nuku Hiva Tiki

ヌクヒバのお隣にあるヒバオア島は、画家のポールゴーギャン終焉の地として有名です。

マルケサス諸島にくると、なんとなくゴーギャンの香りがします。

景色というか雰囲気というか、ゴーギャンを感じることができます。

Nuku Hiva

人気(ひとけ)も少なく、なんというか素朴の極みです。日本でもド田舎が好きな人ならこういうところに来る意味があります。

ヌクヒバに住む人たちは、ものすごくフレンドリーで人懐こいのも特徴です。

もちろんタヒチ全般、タヒチアンたちは人懐こいのですが、ここはその中でも群を抜いて人懐こい人々が多いです。

この記事の後半で、その人懐こさを物語るエピソードをいくつか紹介します。

🍓この記事の目次🍓

日本からヌクヒバへの行き方

日本からヌクヒバへ行くには、まずタヒチ本島のパペーテ、ファアア国際空港に行きます。

そこから国内線のエアタヒチでヌクヒバへ。

東京成田からパペーテ、ファアア国際空港へ

パペーテ、ファアア国際空港まではいくつかのルートがあります。一番便利なのはエア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)の週2便の直行便です。それ以外に、ニュージーランドを経由する方法もあります。

直行便のエア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)を利用、ただし週2便のみ

成田からのエア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)の直行便を利用するのが一番便利です。

エア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)はJALとの共同運航なので、JALから予約することもできます。JALマイレージご利用の方々には便利です。

成田からパペーテ、ファアア国際空港へ、週に2往復の直行便があります。

エア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)のHPで成田空港 ⇔ パペーテ、ファアア国際空港のフライトスケジュールを確認する。

HISだと乗継便を含めていろいろな航空会社を比較できます。

HISでタヒチ、パペーテへの航空券を探して予約する

エア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)のフライトはエア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)のホームページ (日本語サイト)からも予約することもできます。

Expediaから予約することもできます。

ExpediaでAir Tahiti Nuiのエアチケットを予約する。

JALからエア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)を予約する

エア・タヒチ・ヌイ(Air Tahiti Nui)は日本航空(JAL)との共同運航なので、日本航空から予約することもできます。

JALのマイレージをご利用の方にはありがたいですね。

下のリンクからどうぞ。

日本航空 国際線航空券

ニュージーランド航空を利用する

日本からパペーテへはニュージーランド航空を利用する方法もあります。

直行便ではなく、ニュージーランドのオークランドを経由することになります。

ニュージーランド航空を利用するメリットは、

  • 毎日出発できる。Air Tahiti Nuiは週2便のみ
  • スター・アライアンス系なので、スター・アライアンス系の航空会社のマイレージを利用している人にはありがたい。
    • ANA
    • ユナイテッド航空
    • シンガポール航空
    • タイ航空
    • ニュージーランド航空、など。
  • ニュージーランド旅行とセットにすることもできる。

逆にデメリットは、

  • オークランド経由なので時間がかかる、約24時間。

このくらいでしょうか。ニュージーランド航空のご予約は下のバナーからどうぞ。ニュージーランド航空から直接購入が何かとお得です。

パペーテ、ファアア国際空港からヌクヒバへ

パペーテからヌクヒバへはエア・タヒチ(Air Tahiti)のフライトが便利です。

エア・タヒチ(Air Tahiti)のHPで予約できます。

エア・タヒチ(Air Tahiti)のフライトを予約する。(Airt Tahiti HP, 英語サイト)

タヒチへのツアー予約なら、オールインワンの手間いらずで便利

ツアー予約なら一発予約で全て済みます。

楽ですね。

以下のバナーからHISのタヒチ・ツアーの専門ページへ行くことができます。

予約の手間暇をあまりかけたくない方々には便利です。

ヌクヒバ空港

ヌクヒバ空港は、この島で一番栄えているタイオハエという集落から車で1時間くらいかかります。

ヌクヒバの道路も今は以前よりだいぶ整備されて、島内を移動しやすくなりました。

管理人が行ったころはまだ道路整備中で、未舗装のとんでもない道を四駆で2~3時間走ってやっとタイオハエに着きました。

島に平地がほとんどないため、ヌクヒバ空港は少し高台にあります。

ヌクヒバ空港

ヌクヒバ空港とタイオハエはだいたい45kmくらい離れています。

ヌクヒバ空港周辺には本当になにもないので、行く場合には予め空港から目的地への移動手段を確保しましょう。

行ってから移動手段を探そうと考えると大変なことになります(笑)

何もないところにポツンと取り残されることになります。

泊まる宿に迎えに来てもらうか、予めタクシー(のようなものだが悪路が多いため実際には頑丈な四駆であることが多い)を手配しておきましょう。

ヌクヒバ空港

ヌクヒバ空港とタイオハエの位置関係が下のGoogleマップでわかります。ほぼ正反対の位置にあります。

ぜひぜひダイビングのライセンスを前もって取得してください

この島を訪れるならば、ダイビングのライセンスがあった方が圧倒的に楽しむことができます。

ぜひぜひ、ダイビングのライセンスを取得した上でこの島を訪れてください。

サイト管理人からの絶対的おすすめ事項です。

日本国内でダイビングのライセンスを取るなら沖縄が断然おすすめです。

アドバンス以上、できればレスキューレベルくらいを前もって取得しておくことを推奨します。

ヌクヒバでの宿泊、島の南側、タイオハエ(Taiohae)周辺の宿泊施設

タイオハエ(Taiohae)という集落がヌクヒバでは一番大きい集落になります。

一番大きいと言っても、日本の片田舎のごく小さな集落くらいの規模感です。

でも、日本の田舎の集落のように高齢者しかいない、ということはありません。

小さい子供もたくさんいます。健全ですね。

初めてヌクヒバに行くのならこの集落の周辺の宿泊が無難でしょう。

The capital of the Marquesas Islands, on the bay at Taiohae, Nuka Hiva Island, Marquesas, French Polynesia, Pacific

ヌクヒバの中では一番便利な場所です。

タイオハエの湾にはヨットなども停泊していて優雅な雰囲気です。

フランボワイアン(火炎樹)

季節が合えばフランボワイヤンという赤い花がたくさん咲いていて、小奇麗な集落です。

端から端まで歩いて10分~15分といった大きさでしょうか。

タイオハエをGoogle Mapで見る

上のGoogleマップでは、タイオハエがなぜかタイオアウになってますね。これはちょっと変な気がします。フランス語読みにしてそれを無理にカタカナにした感じです。

そもそも現地の言葉なので、タイオハエの方が現地語に近いです。

ケイカハヌイ・ヌクヒバ・パールロッジ (Keikahanui Nuku Hiva Pearl Lodge)

ヌクヒバで一番きれいで便利なリゾートです。島で一番大きな集落のタイオハエ(Taiohae)の端の方にあります。

ちょっと高台にあり、ヌクヒバでの唯一のリゾート系宿泊施設です。

ケイカハヌイ・ヌクヒバ・パールロッジ (Keikahanui Nuku Hiva Pearl Lodge)

こちらがケイカハヌイ・ヌクヒバ・パールロッジ (Keikahanui Nuku Hiva Pearl Lodge)のホームページです。英語のサイトです。

Keikahanui Nuku Hiva Pearl Lodge のホームページ

Booking.comから予約することができます。Booking.comからなら他の宿泊施設も参照できます。こちらからどうぞ。

Booking.comでヌクヒバの宿泊を予約する

Tripadvisorから予約することができます。Tripadvisorからなら他の宿泊施設も参照できます。こちらからどうぞ。

Tripadvisorでヌクヒバの宿泊施設を見る

その他のタイオハエ(Taiohae)周辺の宿泊施設

ケイカハヌイ・ヌクヒバ・パールロッジでなくても、タイオハエ周辺ならいくつか宿泊施設があります。

いわゆるペンションという感じになり、個人経営の小さ目の宿泊施設になります。

アットホームなところが売りです。

Tripadvisorでヌクヒバの宿泊施設を見る

ヌクヒバでの宿泊、島の北側、ハティヘウ(Hatiheu)周辺

島の北側にハティヘウ(Hatiheu)という小さな集落があります。集落の端から端まで歩いてもせいぜい5分程度という小ささです。

しかもタイオハエ(Taiohae)からまた屈強な四駆で二時間くらい悪路を走って峠を二つくらい越えないと辿り着けません。

管理人は物好きなので、ハティヘウ(Hatiheu)に泊まりました。しかも8泊くらいしました。

しかも年越ししました。

距離から考えて何でそんなに移動時間が必要なのか、その答えは道の悪さにあります。

タイオハエ(Taiohae)からハティヘウ(Hatiheu)に行くには、タイピバイという集落に行ってからハティヘウ(Hatiheu)に向かう必要がありました。

タイオハエ(Taiohae) ⇒ タイピバイ(Taipivai)はこれがまたかなりの悪路でしかも峠を越えるためにとんでもなくくねくねした道になります。

タイピバイ(Taipivai) ⇒ ハティヘウ(Hatiheu)も同様です。

凸凹ガタガタでスピードを出せない上にくねくねしているので時間がかかります。

ハティヘウのメインストリートと海岸線

ハティヘウ(Hatiheu)の海岸はなぜか砂が黒いのです。ちょっと独特な雰囲気があります。

人も少なく、お洒落感はありません。超素朴な場所です。

寂しいくらいです。

ハティヘウの黒い砂の海岸

ハティヘウ(Hatiheu)には普通のリゾート宿泊施設はありません。

あるのは個人経営のペンションだけです。

物凄く隔絶された感じがする場所です。

Googlマップのアティウーという名前は、Hatiheuをフランス語読みしてから無理にカタカナ化しています。正しくはハティヘウです。

管理人が泊まったのは、上のGoogleマップにも出ている Chez Yvonne (シェ・イヴォンヌ) というところです。

この集落で唯一の宿泊施設ではないかと思います。

料理上手のイヴォンヌという人が経営していました。

朝食、夕食は込みの宿泊となりますが、とくに夕食のクオリティーが高くて、とても満足でした。

chez Yvonneの食堂

日本で食べたらいったいいくらするんだろうという巨大なエビがお皿一杯に盛られます。

豪華エビ料理、一人前です

お食事は一品(大皿一人前)のみですが、十分な量と質です。

大きなエビ2匹分です。

味付けも絶妙です。

Yvonne

イヴォンヌは、もう結構なお歳なのですが、いまでもお元気でしょうか。

ぜひまだまだ元気に末永く人々をもてなしてほしいものです。

ヌクヒバ島でのエピソード

こんな小さな集落に8泊すると、いろいろエピソードが生まれます。

こういうところが旅のおもしろいところで、やめられません(笑)

こんなところにいて、することもなく退屈じゃないの?という声が聞こえそうです。

まあ、過ごし方にもよりますが、いろいろちょっとした事件が起きます。

もしかしたら、こんな所だからこそ起きるのかもしれません。

それに、この島の住人達がとても人懐こく、フレンドリーなんです。

よくまあ、ここまでよく知らない日本人の旅行者にここまで人懐こくするものだ、と感心しました。

ここが一番大きくエピソードに関係してきますね。

日本を含む先進国の人達にはない、純粋な人懐こさです。

疑うという概念がない、といった方がいいのかもしれません。

これからそのエピソードを語ります。

ヌクヒバのエピソード(1)、峠を越えてアナホ湾(Anaho Bay)へ

ハティヘウ(Hatiheu)の隣にアナホ湾という秘境ポイントがあります。

ヌクヒバに来たなら見ておきたい絶景秘境の一つです。

しかし、アクセスはよくありません。

アクセスがよくないがゆえに、秘境です。

ヌクヒバ、アナホ湾

隣と言ってもそこそこの峠を越えなければならないので、徒歩で2時間くらいかかります。徒歩以外の交通手段はありません。

車が通れるような道はありません。

まさに登山道のような道のみです。

上の画像が峠から眺めたアナホ湾の景色です。

もちろん、もし馬を借りることができれば馬で行くという手段はあるかもしれません。

あるいは、海からヨットなどでアクセスするという手段もあります。

これ以外には徒歩しかありません。

Nuku Hiva Anaho Beach

歩いている途中出会うものは、荷物を運ぶ馬とそれを導く人、家畜が野生化した鶏や豚、くらいしかありません。

他の観光客と出会うことはまったくありませんでした。

2時間歩いて行く価値はあります。

何しろここまで来る観光客は全くと言っていいくらいいません。

頑張って行けば、この湾を独り占めできます。

簡単に行けないだけに、到着したときには感無量です。

ヌクヒバのエピソード(2)、いきなり現地の子供が。。。

天気のよいある日、ハティヘウ(Hatiheu)の道端のベンチに仰向けに寝そべってイヤホンで音楽を聴いていました。

目を閉じて音楽に集中していると、突然、体の上にどすっと何かが落ちてきました。

結構重いものでした。落ちてきたというより、覆いかぶさってきたという感じです。

もちろん、予想もしていなかった事態なのでびっくりしました。

目を開けて顔を起こすと、小さくてかわいい女の子でした。横に男の子もいました。もちろん知らない子たちで、これまで会ったことはありません。

現地の女の子が突然見ず知らずの日本人旅行者に圧し掛かってきたのです。

そして言いました。

「何してるの?」

もちろんフランス語です。フランス領なので。

「音楽聴いてるんだよ。」

フランス語で応答です。こんな時フランス語やっといてよかったと感じます。

女の子「フランス語話すの?」

自分「話すよ。」

女の子はフランス語で返答が返って来るとは思っていなかったみたいで、驚いた様子でした。

信じられなかったみたいで、再び同じ質問です。

女の子「本当にフランス語話すの?」

自分「本当に話すよ。」

もう一回くらい同じことを聞かれたように記憶しています。

次の質問は、

女の子「どこから来たの?」

自分「日本から来たんだ。」

こんな感じで会話が進みます。

その後どんな話をしたか、はっきりとは覚えていませんが、「どこに泊まっているの?」という質問があったので、すぐ近くのChez Yvonneの部屋を見せたりしました。

30分くらい会話して、色々何か納得したみたいで、帰っていきました。

やっぱり、旅行する先の言語を使えるか使えないかで、旅行の体験もまったく違ってくるんだな、と改めて思いました。

ちょっとした交流なんですが、楽しいです。

ヌクヒバのエピソード(3)、隣の集落、アアカパ(Aakapa)の家庭の新年会に飛び入り参加

前述のとおり、ハティヘウ(Hatiheu)で年を越しました。

これまでの人生でもっともひっそりとした年越しでした。

年が明けて元旦の1月1日、ハティヘウ(Hatiheu)の道を散歩しました。

Nuku Hiva Hatiheu Beach

なにしろ、端から端まで歩いて5分くらいの規模の集落です。すぐに集落の外れに着きます。その先には人が住む住居はありません。

それでも、その先の坂を上がると景色がよさそうだったので、少し進んでみます。

アアカパの家族に出会う

集落を過ぎて少し坂道を登ったところで、現地の家族連れが道端に小型のトラックを止めて、何かしているのに出会いました。

きれいで若いタヒチアンの奥様、旦那様、小さい子供たち、という家族構成でした。

通り過ぎる時に何をしているのだろうと、チラチラ見ていると、どうやら道端のマンゴーの木からマンゴーを収穫しているようでした。

マンゴーと言っても日本で売っているような高級感のあるものではありません。小ぶりのマンゴーのようなものでした。

この島には、マンゴーやパパイヤはそこら中にあります。

この島では、野生化した家畜もたくさんいるので、食べるものに困ることはなさそうです。

海に出れば魚も捕れます。

余談ですが、これこそが幸福の極みなのではないかと考えたりします。食べ物に困ることがなく、住む場所もしっかりあり。しかも日本の田舎のように高齢化が進み見捨てられたという状況とは全く違い、小さい子もたくさんいて駆けまわている、そんな場所です。どうですか?旅をしているとそんな感覚に捕らわれることがあります。

家族の横を通り過ぎようとしたとき、タヒチアンの奥様が声をかけてきました。

奥様「よかったらこれどうです?」

自分「これ、何ですか?」

奥様「マンゴーです。」

自分「いいんですか?いただきます。」

そして、その場で味見してみました。やはりマンゴーでした。日本で売っているマンゴーのような高級な味はしません。

素朴な味です。でもマンゴーでした。

そして、その次の奥様の言葉に驚きました。

奥様「私たち、アアカパ(Aakapa)っていう隣の集落に住んでいるんだけど、これから新年会があって、よかったら来てみませんか?

自分「え、本当ですか?」

奥様「隣の集落まで、車(トラック)で一緒に行きましょう。」

本当の話~?なかなかない話です。

さすがにすぐにはい行きますとは言えず、日本人的にはちょっと考えてしまいます。

少し警戒もしてしまいます。

帰りはどうしよう、などと考えてしまいます。

奥様「帰りも送ってあげるから。」

そんな言葉に、行くことを決意しました。

でも、なんで見ず知らずの日本人旅行者をいきなり自分の家の新年会に招待するのでしょうか。

考えてもわかりませんが、やっぱりこういうところで暮らす人の天真爛漫さなんでしょうか。

先ほどの女の子と同じく、見ず知らずの東洋人旅行者にここまで人懐こく接するとは驚きです。

これがあるから旅はやめられません。

トラックの荷台に乗ってアアカパ(Aakapa)へ

乗る場所はトラックの荷台です。まあ、日本では考えられないことですが。

そして、アアカパまでの道が実にワイルドで、前述のとおり、岩山がごつごつの悪路です。しかも断崖を切り出して作ったような狭い道も途中にありました。

ハティヘウからアアカパへ向かう。展望台のようなところ

こういうところをトラックの荷台に乗って走る、というのはそうそう経験できません。

かなりスリリングでちょっと怖かったです。

下がGoogleマップが示した現在の経路です。

実は自分が行ったときより今は道路が整備されており、比較的直線的に車で移動できます。

でも、その時はまだ道路が整備されておらず、上に示された経路よりもっと海沿いの、舗装されていなくて狭くてくねくねした道を走ったのです。

時間もトラックで30分くらいはかかりました。

集落のとある一軒の家で新年会、食べ物が豪華すぎる

悪路を30分くらい走ると、アアカパの集落に到着しました。

そして、大きめの平屋の家の庭のようなところに通されました。

そこには大勢の人が集まっていました。集落共同の新年会なんでしょうか。

そこで用意されていた料理のなんと豪華なこと。

一番目を惹いたのは子豚の丸焼きです。このようなものを日本で見ることはまずできません。

いや、沖縄ならもしかしたらあるかもしれません。

最近知った事ですが、自分は平気なのですが人によっては子豚の丸焼きのようなものは姿が生々しすぎてNGな人もいるらしいですね。

子豚以外にも魚類も豊富で、近場で取れたものなんでしょうか。

お酒もワインやらなんやら、いろいろありました。

お酒をごちそうになり、子豚や魚をいただき、至れり尽くせりでした。

話を聞くと、やはり新年にはタヒチの島々のあちこちに散らばっている家族親戚が出身地へ集まるようです。

そして大宴会が繰り広げられます。

日本と同じですね。

でも、どうして自分はここにいるのだろう、という感覚は最後まで付きまといました。かなり現実離れしています。

まるで竜宮城に招待された浦島太郎のような感じです。

アアカパ集落、遠景

新年早々、新鮮で不思議な体験でした。

もちろん、帰りも送ってくれたことは言うまでもありません。

送ってくれた旦那様を手ぶらで帰すのもよくないと思い、持参していた未開封の日本酒を渡してお礼を言い、お別れしました。

こんなおもてなし、あるでしょうか?めったに出会えないような体験でした。

おもてなしの度合いでも日本の上かもしれません。

ヌクヒバでできること、見られるもの

いろいろありますが、代表的なところだと、

  • 野生化した家畜
  • Tiki像や古代住居跡など、考古学的なサイトを巡る
  • スキューバ―ダイビングをする
  • 山岳地帯をトレッキングする

といったところです。

野生化した家畜

別に見どころというほどのものではないのですが(笑)

ヌクヒバには野生化した家畜が多くいます。

ニワトリ、豚、山羊が代表的なところです。

集落を外れて少し山道に入ると山羊をよく見かけます。

この島の地形は山羊にとってはものすごく有利です。

山羊は急斜面の岩肌をものともせず、突っ走ります。

まさに水を得た魚ですね。

ちょっと林の中に入ると豚やニワトリが走り回っています。

のどかですね。

でも、こういう野生化した家畜が島の人の食糧供給減になっていることも事実です。

Tiki像や古代住居跡など、考古学的なサイトを巡る

ヌクヒバは実は遺跡や石像がたくさんあります。

Tiki像というヌクヒバ独特の石像があります。

そして、なんとイースター島のモアイ像とよく似たものもあります。

Nuku hiva tiki

ヌクヒバが大ポリネシア文化圏に属していることがよくわかります。

この島に古代の人々がどうやって移り住んだのか諸説ありますが、人力や自然の力を利用した船でやってきたことは間違いなく、遥か遠くのイースター島やハワイにまでポリネシア文化圏は広がります。

そんな古代の人の勇気と知恵を想像しながら遺跡群を周るととても楽しいです。

どこに泊まるかにもよりますが、ホテルでそういった遺跡を周るツアーを手配してくれますので、それに参加するのが一番よい方法でしょう。

自力で周るのは、地形的、距離的に厳しいかもしれません。

スキューバーダイビングをする

ヌクヒバでもダイビングをすることができます。

他のタヒチの島々のようなきれいな珊瑚礁という雰囲気ではありません。

しかし、手つかずのワイルドな自然の姿や生命を見ることができます。

ヌクヒバの周辺にはカズハゴンドウというイルカが何百頭も生息していて、そういったイルカの群れとの遭遇も見どころの一つです。

Melon-Headed Whale - カズハゴンドウ

ダイビングをするならタイオハエにステイしましょう。

ダイビング・ショップはタイオハエにしかありません。

ハティヘウ側にはダイビング・ショップはありません。

管理人はハティヘウに泊まったので、ヌクヒバではダイビングはできませんでした。

ちょっと残念です。

次回はぜひタイオハエにステイし、ダイビングを楽しみたいと思っています。

山岳トレッキングをする。

体力に自信があり、山が好きならおすすめです。

ツアモツ諸島では絶対に出来ないアクティビティーです。

南の島なのに山登りという奇異な体験ができます。

それなりの準備は必ずしましょう。

山なのでなめてはいけません。

そして、できればガイドを付けましょう。

うっかりすると迷って遭難してしまいます。

そうなったら元も子もありません。

しかし、苦労した分目的地を制覇したときの気分はきっと最高でしょう。

欧米人旅行者は本当に元気な人が多く、自分も含めて軟弱な旅行者とは違い、何時間もかけて山を歩いている人々と出会いました。

一緒に行かない?と誘われたりもしました。

本格的山登りの自信と体力があるのならおすすめです。

まあでも、コースにより難易度もいろいろありますので、簡単なコースならば比較的軽装でも大丈夫です。

ノノにはご注意、刺されると強烈に痒いです

ノノとはサンドフライのことです。

ニュージーランドやオーストラリアにもいますので、ご存じの方も多いでしょう。

刺されると強烈に痒いです。

そのノノがヌクヒバにもいます。

ヌクヒバだけでなく、マルケサス諸島全体にいます。

しかし、それ以外のタヒチの島々、ツアモツ諸島やソシエテ諸島、タヒチ本島にはいません。

ノノや蚊、何かと厄介ですから常日頃から虫よけ対策はお忘れなく。

仏領ポリネシアを訪れるなら、ぜひぜひダイビングのライセンスを前もって取得してください

この島を訪れるならば、ダイビングのライセンスがあった方が圧倒的に楽しむことができます。

アドバンス以上、できればレスキューレベルくらいを前もって取得しておくことを推奨します。

レベルを上げておけば、行けるサイトのバリエーションも増します。

ぜひぜひ、ダイビングのライセンスを取得した上でこの島を訪れてください。

日本国内でダイビングのライセンスを取るなら沖縄が断然おすすめです。

沖縄の海は珊瑚も豊富で、日本国内では断トツの質の高さです。

きれいな海で海洋実習できた方が断然楽しいですからね。

沖縄那覇市内、BLUE ZONE

沖縄のダイビングショップでのライセンス取得なら、予め学科系のスターディをこなしてから沖縄に入り、2日くらいの実習でOWますので、とても便利です。

PADIのオープンウォーター、アドバンス、レスキュ-、いずれにも対応しています。

下のバナーから沖縄のダイビングショップのBLUE ZONEのサイトに飛ぶことができます。

PADI Cカード取得コースのオンライン予約が可能です。

ダイビングショップBLUE ZONE

オープンウォーター講習の場合にはなんとeラーニングで学科講習を自宅で終了できます。

沖縄で2日間ほど海洋実習をすればオープンウォーターの資格を取得できます。

沖縄での時間を有効に使えるので便利ですね。

沖縄宜野湾市、ARK DIVE

宜野湾市のダイビングショップです。

PADIのオープンウォーター、アドバンス、レスキュ-、いずれにも対応しています。

下のバナーから沖縄のダイビングショップのARK DIVEサイトに飛ぶことができます。

PADI Cカード取得コースのオンライン予約が可能です。

沖縄ダイビング

こちらも、オープンウォーター学科講習のeラーニングが可能です。

時間を有効活用できます。

沖縄那覇市、ディーズパルス沖縄

那覇市のダイビングショップです。

PADIのオープンウォーター、アドバンス、レスキュ-、いずれにも対応しています。

下のバナーから沖縄のダイビングショップのディーズパルス沖縄のサイトに飛ぶことができます。

PADI Cカード取得コースのオンライン予約が可能です。

ディーズパルス沖縄

海に近いロケーションなので、海洋実習のための移動には有利な位置にあります。

フランス領ポリネシア(タヒチ)全体について

この記事はヌクヒバに特化した記事です。フランス領ポリネシア(タヒチ)全体について知りたい、イメージを掴みたい、という場合にはぜひこちらの記事もご覧ください。

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